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食べすぎリセットに効く”翌日の回復食”と軽め運動

昨日の夜、ちょっと調子に乗って食べ過ぎちゃった…。

朝起きたらお腹が重いし、むくみで顔もパンパン。
「体重計、乗りたくない…」「これ全部脂肪になるの?」「今日はもう食べない方がいいのかな…」

このように不安になること、私もあります!

友達との楽しい夜ごはん、自分へのご褒美、ストレス発散…
理由は色々ですが、食べ過ぎた翌朝に後悔と罪悪感が残ることもありますよね。

この負のループに飲まれたまま、「よし、今日は絶食!」と極端に振り切ってしまう人も多いです!
しかし実は、その考え方こそさらに調子を崩す原因になることもあります。

まず安心してほしいのは、たった1日の食べ過ぎで、これまで積み重ねてきた努力がゼロになることは絶対にないということです。

そして、翌日の過ごし方を少し工夫するだけで、脂肪として定着する前にちゃんとリセットできます!

この記事では、「昨日食べすぎちゃった…」と落ち込んでいる時にこそ読んでほしい、《24時間リセットメソッド》をまとめました。

・なぜ体が重く感じるのか

・なぜむくみが出るのか

・翌日に“何を・どう食べるか”

・“どう動けば”効率よく戻せるのか

正しい知識を味方にしながら、心も体もスッと軽くなるリセット習慣を、今日から一緒に整えていきましょう!

目次

なぜ食べ過ぎた翌日は体が重い?- 脂肪ではない「3つの犯人」


まず知ってほしいのは、食べ過ぎた翌日に増えている体重の多くは脂肪ではないということです。

体重の変化には、別の原因があります。

①:「グリコーゲン・パーティ」と水分の抱え込み

糖質を多く摂りすぎると、余った糖は「グリコーゲン」として肝臓や筋肉に蓄えられます。

ここで重要なのは、グリコーゲン1gにつき3〜4gの水分が結合するという特徴です。

そのため、300gの糖質を余分に摂った場合、体はその3〜4倍の水分(900〜1200g)を抱え込みます。

結果として、翌日の体重が1kg以上増えることも普通に起こります。

つまり、増えているのは脂肪ではなく、ほとんどが水分です。

②:「インスリン・ジェットコースター」による倦怠感

糖質や脂質の多い食事を摂ると、血糖値が急上昇します。

その血糖値を下げるために、体はインスリンを大量に分泌します。

すると今度は、血糖値が急降下します。

この血糖値の乱高下が、翌朝の強い眠気やだるさを引き起こします。

さらに「なんとなくお腹が空いている気がする」という、偽の空腹感を作り出します。

体が重く感じるのは、弱ったからではなく、血糖値のジェットコースターの影響です。

③:「消化器系の交通渋滞」と腸の疲弊

一度に大量の食べ物を送り込むと、胃腸はフル稼働します。

その結果、消化が追いつかず、交通渋滞のような状態になります。

これによって、胃もたれやお腹の張りが出やすくなります。

さらに腸内環境が乱れ、悪玉菌が増えることでガスが溜まりやすくなります。

お腹が重く感じるのは、胃腸が「少し休ませてほしい」と訴えているサインです!

攻略法①:回復食 -「排出・消化・燃焼」を助ける24時間戦略

リセットの基本は「食べないこと」ではありません。

むしろ、疲れている体を助けるような食事を入れることが大切です。

私自身も、食べすぎた翌日に食事を抜くことはなく、「いつもと変わらないクリーンな食事」を摂るようにしています。

テーマは「排出」「消化」「燃焼」の3つです。

回復食の「三種の神器」

神器役割具体的な食材例
①カリウム余分な塩分と水分を「排出」するほうれん草、アボカド、バナナ、キウイ、海藻類(わかめ、ひじき)、きのこ類、芋類。
②消化酵素疲れた胃腸の「消化」を助ける大根(ジアスターゼ)、パイナップル(ブロメライン)、キウイ(アクチニジン)、発酵食品(ヨーグルト、味噌、納豆)。
③ビタミンB群糖質や脂質の代謝を助け、「燃焼」を促す豚肉、うなぎ、玄米、納豆、卵、きのこ類。

24時間リセット食事プラン

時間帯食事のポイント
水分補給とカリウム摂取
まずは常温の水か白湯で内臓を目覚めさせる。固形物は避け、胃腸を休ませつつ、水分とカリウムを補給。・白湯 or 常温の水
・カリウム豊富なグリーンスムージー(ほうれん草、バナナ、キウイ、水)
・具なしの味噌汁
消化酵素とビタミンB群
消化の良いタンパク質と、代謝を助けるビタミンB群、消化酵素を意識。炭水化物は控えめに。・鶏胸肉の蒸し料理+おろしポン酢
・豚しゃぶサラダ(きのこたっぷり)
・納豆、温泉卵、めかぶのネバネバ丼(ごはんは玄米を少量)
食物繊維と温かい食事
腸内環境を整える食物繊維と、体を温め代謝を上げる食事。消化の良いものを中心に。・野菜と豆腐、きのこがたっぷり入ったポトフやスープ
・鮭の塩焼き+わかめの味噌汁
・湯豆腐



【リセット日にやってはいけない行動】

絶食:何も食べないと代謝が落ちてしまいます。その結果、次の食事で脂肪を溜め込みやすくなります。

菓子パンやジュース:血糖値をまた乱高下させてしまい、前日の反動がさらに強くなります。

脂っこいものやアルコール:疲れた肝臓や胃腸に追い打ちをかけてしまうため、回復が遅くなります。

攻略法②:軽め運動 – “巡らせて、燃やす”アクティブレスト

食べ過ぎた翌日に、罪悪感から激しい運動をする方がよくいますが、これは逆効果です。

疲れている体に強い負荷をかけると、ストレスホルモンの「コルチゾール」が分泌されます。

コルチゾールが増えると、かえって脂肪を溜め込みやすい状態になります。

この日の運動の目的は、カロリーを大量に消費することではなく、
「巡らせること」と「余った糖を消費すること」の2つです。

なぜ「軽めの運動」が効くのか?

血行促進によるむくみ解消

軽い運動で血流が良くなると、細胞の間に溜まった水分や老廃物が排出されます。

筋肉内のグリコーゲンを使える

筋肉を動かすことで、前日にパンパンに蓄えたグリコーゲンをエネルギーとして使います。

これにより、次に摂る糖質が脂肪になりにくくなります。

気分転換になり、ストレスが軽くなる

軽い運動は心のリセットにもつながり、罪悪感のループから抜け出しやすくなります。

いつ、何をやる?時間帯別「リセット運動メニュー」

時間帯運動の目的おすすめメニュー(15~20分)
朝(起床後)巡りを良くし、一日を活動的に始める①モーニング・ストレッチ(5分):
・ベッドの上で伸びをする
・体側を伸ばす
・股関節を回す
②ウォーキング(15分):
・少し早歩きで、腕を大きく振る
・朝日を浴びながら行うと体内時計もリセットされ効果倍増
夜(入浴後)リラックスと腸の活性化①ヨガ&ストレッチ(15分):
・猫のポーズ(背中を丸める・反らせる)
・ワニのポーズ(仰向けで体をひねる)
・ガス抜きのポーズ(両膝を抱える)
②フォームローラーでの筋膜リリース(5分):
・太もも、ふくらはぎ、背中などを優しくほぐす

まとめ:食べ過ぎは「イベント」、リセットは「習慣」

人生には、どうしても食べ過ぎてしまう日があります。

私も、減量中こそ食事をシビアにコントロールするものの、オフシーズンは親しい人との食事を楽しむようにしています!

これは、日々を楽しんでいる証拠だと思っています!

大切なのは、そのたびに罪悪感に押しつぶされて、極端な行動に走らないことです。

食べ過ぎはたまに起こるイベント、リセットはいつでもできる習慣」

この考え方を持つことが、健康的で美しい体を長く維持するための大きなヒントになります。

罪悪感を抱えずに食事を楽しみ、必要な時に賢くリセットする。

そんな、しなやかで前向きな自分に、今日から生まれ変わりましょう!

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